こんにちは!理事長の砂岡です😊
少し前のことになりますが、先日、毎年恒例の歯科医師による症例発表会(プレゼン大会)を開催しました。
この発表会は、歯科医師たちが1年間かけて深く考え、技術を磨いてきた成果を披露する場であり、
ミント会グループの歯科医療に対する真摯な姿勢が表れる大切なイベントです。
どのDr.も1年間考え続け、研鑽してきた集大成を披露してくれました!
例えば、インプラント治療一つをとっても、そのアプローチは多岐にわたります。
「歯槽骨(歯を支える骨)はどのくらいあるのか?骨を足す必要はあるのか?」
「お口全体のバランスを考慮した最適なインプラントの位置は?」
「そもそも、今回のケースにおける埋入方法は適切なのか?」
など、一本の歯に対する治療計画を立てる際にも、数えきれないほどの疑問が生まれます。
そして、その一つひとつの疑問に対し、単一的な視点ではなく、
多角的な観点から深く考察し、最適な解決策を導き出すことが、質の高い歯科医療には不可欠です。
当法人がこの症例発表会を重視する理由は、まさにここにあります。
各Dr.が自身の症例を通じて、「なぜこの治療を選択したのか」「どのような課題に直面し、どう解決したのか」「治療の結果から何を学んだのか」を
深く掘り下げて発表することで、参加者全員が新たな知識や視点を得ることができます。
今回の症例発表会でも、一人ひとりが詳細な事前情報を基に、なぜその治療方針に至ったのかを論理的に説明し、活発な質疑応答が行われました。
これにより、発表者も聴講者も、自身の知識や経験を再確認し、さらに深めることができたと感じています。
この発表会は、単に優劣をつける場ではありません。
Dr.同士、お互いの発表から刺激を受け、「もっと良い治療を提供するにはどうすればいいか」「自分ならどうアプローチするか」と考えるきっかけになります。
こうした建設的な意見交換と、日々の切磋琢磨こそが、歯科医師たちの技術向上に繋がり、
結果として患者さんにより質の高い歯科医療を提供できる原動力となっています。
今回、見事1位に輝いたのは巣鴨院長の仁木先生でした!おめでとうございます🏆